ドイツに来て5ヶ月の女の日常

日本での日常をサボる為にドイツに来て5ヶ月。ゆっくりと日々は過ぎていく。

ドイツに来て恋しくなるのは米。・・・というのは嘘である。恋しくなるのはパンだ。
パンが食べたい。私の故郷の美味しいパン屋のモチモチパンが食べたい。
私はあと半年くらいで日本に帰るつもりだ。そんな私が今励んでることは、勉強でも仕事でも恋でもなく、ダイエットだ。ドイツに来てから、太ったのか?違う。むしろ、ダイエットのお陰で痩せた。それでも、もっと痩せたい。その理由は、「日本に帰ったらたくさん食べたいから」だ。

なんて、くだらない・・・そして、なんて後ろ向きにドイツでの生活を過ごしているんだろうと自分でも思う。
でも、ここに来た理由は、独りになる為。
そして、ゆっくりとのんびりと何もしない為。目的は果たせてるはずだ。

ドイツ語は何も出来なかった私。
ドイツも、ヨーロッパにすら興味がなかった私。
でも、ドイツ語を学びながらどうにか生活している。生活すると言うことは、全ての事を言葉が通じない場所で自分1人で何とかしないといけないということ。

強くなったと思う。でも、変われない所は、本当に変わらない。
日本の良い所がたくさん見えてくる。家族や友達の大切さ、そして言葉の大切さを思い知る。
けれども、それが側になくても生きていけるんだ。楽しくやっていけるんだって事を実感できたのは自分にとって大きな変化だった。

側にないなら、本当にないのと同じ。そう思っていた。
けれどもいつだって残るのは、見えるものじゃなくて、感じた心だ。過ごした思い出だ。
その事に気づけただけでも、海外にきた意味はあると思う。
胸をはって、あと半年、ゆっくりとした時間を出来るだけ感じていこうと思う。