タクシー運転手の稼ぎ時

郊外の大規模なホールなどを使って行われる大きなイベント。
駐車場の収容台数が間に合わないので、できるだけ自家用車での入場はご遠慮ください。
なるべく公共の交通機関をご利用下さい。

そういったアナウンスがあることが多いと思う。

昔スーパーでレジの夜勤をしていた時に、仕事帰りで買い物をしに来たタクシードライバーの男性と話す機会があったのだが、男性がもの凄くくたびれていたので、忙しかったのですかと聞くと、「ほら、今日あれだから」と彼が答えた。

私はなるほどと思い当って相槌をうった。
この日は有名アーティストが来日していてそのライブが行われていた。

ライブは夜からだし終わる頃にはだいぶ遅い時間になるので、駅までの交通手段はもう動いていない。
みんなタクシーを利用するわけか。

タクシーの運転手も不況のようだが、イベントごとは絶好の稼ぎ時だ。
特に個人タクシーは廃業が激増しているらしい。

かなり難しいと言われる個人タクシーの開業にまでこぎつけておきながら、集客力不足によって廃業。
つまりは集客力さえ付ければ、1人勝ちも夢ではない。
しかし縄張りなどの業界特有の足枷があれば、また戦略をかえなければならない。

個人タクシー専門のマーケティングを請負うサービスは、もしかするとがら空き市場かもしれない。
成果報酬だと依頼主のドライバーも金銭的負担は少ないだろう。
でないと個人タクシー業界の未来は暗いままだ。

タクシードライバーも名刺を持参して営業すればいいのに、やっちゃダメな理由でもあるのだろうか。

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